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映画感想

映画「るろうに剣心」

先日、映画「るろうに剣心」を見てきました。
http://wwws.warnerbros.co.jp/rurouni-kenshin/index.html


原作は少年ジャンプ連載の漫画で、私の世代はリアルタイムのドンピシャ世代。
「るろ剣」を知らない人はいないというくらい人気があった作品でした。

アニメ化もされてOPやEDに起用されたアーティストが
ブレイクする現象があったくらいに影響力があった作品でした。


そういう二次元で作られた作品は時がたつと思い出補正がかかって神格化され、
リメイクや実写化すると大コケるというのが私の中に先入観としてあったので、
今回も、正直悪い方に期待を膨らませておりました。

撮影機:Sony Cyber-Shot DSC-RX100

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なにしろこのキャッチフレーズです。

剣心は詐欺師か何かですか

薫さんのキャッチフレーズも謎。


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そしてすべてを食らい尽くす武田観柳のキャラの濃さ。
むしろ香川観柳。だがそれがいい。


内容の方はネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、
原作ファンの一人として見ても、この映画は全然大丈夫でした。面白かったです。

もちろん「え?あれ?」とかってなる部分はそれなりにあるんですが、
生意気な言い方ですが無難にまとまってるなぁという印象でした。

原作ファンも思わずニヤリとしてしまう
演出やキャラの使い方があって好印象でした。


ただ逆に、原作ありきな作り方なので
るろ剣を知らない人が見たらワケわからないだろうなぁという気もしますが
るろ剣知らないのに見る人も稀だろうとも思うので、
そういう意味でも無難にまとまってるのかなぁと。

いやでもこういう作品、原作を「無難にまとめる」って至難の業だと思います。

相当ディープなるろ剣ファンでなければ、なかなか楽しめると思います!


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アニメ版の絵柄のグッツも販売してました。
もちろん実写版のグッツも少し。

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映画館の電光版に「るろうに剣心」って出るのはなかなか感慨深いです。
見終わったあとワーナーの看板を撮ったらCGみたいな写真になりました。


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そして帰りによったコンビニでカブトムシさんが入り口を警備してました。
虫は苦手なんですがカブトムシは唯一大丈夫な虫。でも裏返ったら気持ち悪いから苦手。


もののけ姫

やってるとつい見ちゃうんですよね。
ジブリ作品ではもののけ姫一番好きなんです。次がラピュタかな。

もののけ姫で一番すきなのはヤックルのかわゆさ
あんなに懐かれたらかわいくてしょうがないでしょうね。

で、もののけ姫、どうも去年の頭にもTVで見たらしく、その時の絵が出てきました↓

やっくる

なんかヤックルって設定メスらしいです。
そして↑の自分の絵を見ててこんな絵を落書いてみました↓

もののけ学園

なんか昭和臭のする「ときめきもののけ学園」的な。
えぼし様は先生、モロは校長、おっことぬしさんは理事長、シシガミ様は用務員かな


映画「アイランド」感想

ユアン・マクレガー主演の映画「アイランド」をTVでやっていたので鑑賞しました。
初見ではなかったので何となくお話はわかっていながら見たわけですが、
食事しながら、しかもお肉を食べながら見るべきではなかったとちょっと後悔しました。

冒頭、結構グロティスクなシーンもあったりしますので
もしこれからご覧になる方がいらっしゃいましたらご注意を。

まあそこまでグロイ訳じゃないんですが、ご飯食べながらがいけなかった。


さて、肝心のお話の方ですが、
これより先はネタバレを含みますのでまだ見ていない方はご注意を。


お話的には特定の人間の「保険」として作られたクローン達が、
生き残るために真実を暴いて大脱出を試みる、というカンジですが、
今回、改めて見てみてちょっと数カ所に違和感を覚えました。

主人公のクローンが生き残るために性悪なオリジナルと入れ替わり、
倒し、さらにはそのクローン製造を秘密裏に行っていた施設に侵入し、
諸悪の根源である保険会社の社長を倒し
仲間である他のクローン達を救い出す、というヒーロー行動をとるわけですが、

まずこれ、主人公のクローンのオリジナルである人物、つまり普通の人間と
取って代わって、あまつさえオリジナルは殺されてしまいます。

物語上、オリジナルは少々感じの悪い性格をしていて、
助けを求めにきた主人公達クローンを騙し、保険会社に返そうとします。

それはまさしく人として卑しい部分、悪を描いているのですが
このオリジナルの人間自体が悪い事をしたわけではない、ということが引っかかるのです。

クローンが生き残ろうと必死だった、ということは美談のように描かれるのですが
オリジナルが生き残ろうとするシーンは非常に卑しくエゴのように醜く描かれています。
さも殺されて当然かの様に。

ですが「何の罪も無い一般人」であるオリジナルは勘違いで殺されるのです。
しかしその事がさも正当の様に描かれているのが違和感を覚えるのです。


そしてもう1つ。
主人公達クローンを捕まえにきた雇われの黒人傭兵さん。
この人がオリジナルとクローンを間違えて撃ち殺すわけですが、
話の中では後半、クローン達に手を貸し、大勢の命を救います。

ですが、やはり何の罪も無い「オリジナル」を撃ち殺しているのに
それは正当だったかの様に扱われ、最後は英雄扱いのドヤ顔でさっていきます。


お話としての面白さ、というより編集による善悪の刷り込みに関心を覚えました。
一種ドキュメンタリーを見ているかの様な。

この映画は、1人の男がヒーローになるお話であると同時に、
視点を変えると救われない男の悲劇でもある、というのが印象的でした。



クローンに対する人権や禁忌、そういったものもキャッチーで重要ですが
1つの物事は、それが全てではない、と思わせる様な内容でもあったと思います。

101

日曜洋画劇場でやっていた「101」見ました。

原作はディズニーの「101匹わんちゃん」なワケですが
多分、大筋原作通りの展開でした。

子供の頃、101匹わんちゃんの絵本(絵はアニメ映画のプリント)を読んだ気がしますが
流石に細かいストーリーまでは覚えておらず、
原作と全く同じかどうかが曖昧気味だったり。

原作のアニメ映画の方も、多分見た事無いなあ。


で、今回その実写版を見たわけですが
出来映えは・・どうなんでしょう。良いのか悪いのか。
ノリ的にはホームアローンのような、軽いノリ。

とりあえず悪い女の人役の人はハマり役だなぁと思いました。
コートを着た姿とかそれっぽくて良いシルエットしてます。


で、子犬を捕まえて殺そうとしていた彼女に、
動物達が連携して仕返しをしていくのですが・・

これ、ディズニーだよな・・と疑いたくなる
まさかの肥溜め二連発。

最初の一発目なんかトロトロして妙にリアルな
正しく「肥溜め」に突き落とされるのですが、

これ多少なりとも、若干飲んじゃってるんじゃ・・と思うと
動物達の容赦ないスカ◯ロプレイ強要に、なんか急に動物の方がヒドい奴らに思えてきます。

で、なんとか這い上がってきたら今度は糞の山に向かって突き飛ばされる・・。


つか流石にここまで直接的に糞尿描写されると気持ち悪いですディズニーさん。

なんだろう、急にスタンドバイミーのゲロ描写を思い出してしまった。
こういうお下劣演出が受けるのは、お国柄なんだろうか。

水曜シアター9

セガール見ちゃった。
沈黙の聖戦。相変わらずの無敵ぶり。


しかしなぜ・・

あんな若くて可愛い子ちゃん二人が、ビキニ+ホットパンツな格好で拉致られて、
数日間、野郎共しかいない集団に放り込まれたわけですよ。

普通、ほら・・・あとはわかるな?


でもセガール一家は無敵。何事も無く脱出。


それにしても水曜シアター9の番宣はなんとかならないのか。

「肉!肉!彈!彈!肉弾弾!」にはふいた。

語呂が良すぎる。
来週も、見ちゃうじゃないか。