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2011年09月

お仕事近況その2

9月28日よりアークシステムワークスさんより

任天堂3DS用DLソフト、おきらくテニス3Dが発売されました。
キャラデザや原画でお手伝いさせていただいてます。

3DSをお持ちの方は是非プレイしてくださいね。


また、直接は関わってませんがおきらくボーリングもDLが開始されたようです。
是非合わせてプレイしてみてください~

お仕事近況その1

本日発売のゲーマガ様にて
シュタインズゲートのイラストを一点描かせていただきました。

キャラは綯ちゃんです。
私にしては珍しくロリキャラ書かせていただきました。

ゲーマガはお近くの書店さん等でご購入いただけますので
お手にされましたらチェックしてみてくださいね


canon Powershot s95 レビューその2

canon Powershot s95 2

先日のブログで、canon Powershot s95の購入を報告しましたが、
撮影サンプルがまだだったので、サンプルをアップしてみたいと思います。


※ご注意※
サーバーにアップするためにPhotoshopで縮小、再圧縮(JPEG 50%)を行っているため、
実際のデータよりノイズ量が結構増えてます。あしからず。



まずは室内暗がりの撮影。自宅を晒すという別の意味での恥がありますが
あくまでパッと見の画質のサンプルという事で。

s95 室内暗がり1 s95 室内暗がり2
左:Powershot s95/SS 1/8、f 2.0、ISO 500
右:Powershot s95/SS 1/4、f 2.0、ISO 200(露出-1.00)

縮小と再圧縮でノイズが増えちゃっていますが、暗がり以外はノイズはほぼ発生してません。
ISO感度を上げていくとやはり暗がりを中心にザラザラしてきます。

そして比較用に同じ時間と場所でcanon IXY DIGITAL 25ISで撮影↓
25IS 室内暗がり1 25IS 室内暗がり2
左:IXY DIGITAL 25IS/SS 1/4、f 2.8、ISO 800
右:IXY DIGITAL 25IS/SS 1/4、f 2.8、ISO 400(露出-0.67)

25ISでISO800での撮影は、Photoshopでノイズをレイヤーで乗っけたような見事なノイズっぷりですが
3年前のエントリー機と昨年のハイアマチュア機ですので違いが出て当たり前かと。
s95でもISO800試してみるべきだったかな。

とにかく25ISではシャッタースピードを稼ぐのが大変でした。
同じ1/4秒のシャッタースピードでも手ブレ補正の性能がs95の方が上なので
25ISでは若干ぶれてしまっていますがs95ではほぼぶれていません。

s95のISO 500と 25ISのISO400の比較でもs95の方がノイズが少ないです。

モードはそれぞれ
s95がカスタムモード(露出とISOを調整できるモード)
25ISがマニュアルモード(露出とISOが調整できるモード)
で撮影。



次に夜景です。



s95 夜景
Powershot s95/SS 3/5、f 2.0、ISO 125(マニュアルモード)


25IS 夜景
IXY DIGITAL 25IS/SS 1/1、f 2.8、ISO 80(マニュアルモード)


ちょっとこれは比較するべきではない気がしますが
IS25の方はISOを80に固定してシャッタースピードを1秒まで伸ばして撮っているので見事にぶれてます。
しかしノイズはほとんど出てません。
s95の方は3/5秒でブレは無く、ISOも少しあげましたがノイズもほとんど発生してませんでした。

逆に言えば手ブレさえなんとかできれば25ISでも感度を抑えてシャッターを遅くすることで
ノイズの少ない写真を撮ることができます。

※暗部のブロックノイズは再圧縮によるものです。




そして最後、室内での動物撮影(しかも黒い)です。


s95 風雅1 s95 風雅2
左:Powershot s95/SS 1/20、f 2.0、ISO 200(マニュアルモード)
右:Powershot s95/SS 1/30、f 2.0、ISO 320(マニュアルモード)


25IS 風雅1 25IS 風雅2
左:IXY DIGITAL 25IS/SS 1/15、f 2.8、ISO 400(マニュアルモード)
右:IXY DIGITAL 25IS/SS 1/25、f 2.8、ISO 800(マニュアルモード)

人の家の犬なので、ちょっと余計なものが色々写り込んでますが
やはり黒い物体で、しかも室内で動くとなると、
どんなデジカメでもシャッタースピードを稼ぐために感度を上げないといけません。


s95の場合はISO 320まで試しましたがノイズ発生もほぼなく、いい感じのショットが何枚か撮れました。
しかしやはり動いているときは1/30秒程度ですとブレブレです。
ノイズが怖くてあまりISOをあげないようにしてましたが、次回はもう少し高感度の設定にして、
シャッタースピードをあげた設定でも撮ってみたいと思います。


対して25ISはサムネは問題無さげですが、
ISO 400だとシャッタースピードが足らず若干ボケ気味。ノイズも影部分を中心にざらつきを少し感じます。
ISO 800だとノイジーになるというジレンマでした。

しかも800まであげてもシャッタースピードは1/25までしかかせげないので
ノイジーな上にぼけるという悲しいショットが多かったです。



なんだがs95の良いところのレビューというより
25ISのダメなところを晒すレビューになってしまった感がありますが、
25ISも、ちゃんと光量があるところであればちゃんと撮れるんですよ!↓

25IS 野外ネコ
IXY DIGITAL 25IS/SS 1/320、f 4.0、ISO 80(マニュアルモード)


さて今回は、一昔前のエントリー機と昨年のハイアマチュア機の比較で、
主に室内撮りを比較してみましたが日中の屋外であれば25ISでもそれなり良い絵が撮れます。

s95の方がコントラストと彩度が高めな分、モノによっては
ピクセル等倍でみるとノイズを感じることもありますが、
ただ総じて言えば、この2年間での技術の進化と、エントリー機ハイアマチュア機の差を
かなり感じることができました。


数年前のデジカメを使っていて、薄暗い場所、室内での人物/動物の撮影に
ちょっと不満がある方は現行機種への買い替えにはいいタイミングかも知れません。

とくにこのPowershot s95ではなくても、現行のコンデジであればかなり改善されると思います。

ただしハイアマチュア用の機種となると「絞り(F値)」や「シャッタースピード」などを
理解して設定、調整できるようになる必要があります。

もちろんオートでも良い絵が撮れるんですが、ハイアマチュア機とエントリー機の違いはそこにあります。
私もまだまだかじりかけなので深くはわかっていませんが
ここが弄れる事でフルオートでは撮れない、いろんな絵が撮れるようになります。

最新のエントリー機でも物足りなさを感じる、という方はワンランク上の
ハイアマチュア機に挑戦してみるのも良いかもしれませんね。




ちなみに先日Powershot s95の後継機、「Powershot s100」も正式に発表され、
画像エンジンもDiGiC4から5にバージョンアップ、さらに光量の少ない場所での撮影に強くなっているようで、
いまからさらなる技術の進化が楽しみです。








SONY MDR-7506 とMDR-CD900ST

今更な上に定番すぎてレビューも糞もないような気がしますが
スタジオモニターとして定番の「SONY MDR-7506」と「SONY MDR-CD900ST」の
レビューを書いてみまいと思います。

ただ、ここのレビューは定番中の定番、「赤ライン」と呼ばれる「SONY MDR-CD900ST」ではなく、
「青ライン」と呼ばれる「SONY MDR-7506」を中心に書いていきたいと思います。


「SONY MDR-7506」
青ライン1


「SONY MDR-CD900ST」
赤ライン


まずなぜ「赤ライン」「青ライン」と呼ばれるかと言いますと
写真を見てもらえばわかる通り、ボディーの横にMDR-7506は青いライン、
MDR-CD900STは赤いラインが入っているためで、
それを愛称として呼ぶようになったみたいです。

一般的にスタジオ用のヘッドフォンモニターと言えばこの「赤ライン」の
MDR-CD900STの方なのですが、私はMDR-7506(青ライン)を愛用しております。



色々理由はあるので箇条書きすると

・音質がまろやか(高音低音が耳に痛く無い)
・音の定位がわかりやすい
・音のバランスはMDR-CD900STとほぼ同じ
・折りたたみできる
・電話タイプのコード
・ミニステレオフォン端子←→標準ステレオフォン端子で両方使える


と、ざっとこんなところでしょうか。
他にも若干赤ラインよりお安いのも魅力かもしれません。

とくに折りたためるのと電話タイプのコードは個人的にはポイントが高い点の1つです。

普段は赤ラインに付いてきた革製の袋に入れて収納しているのですが、その際
おりたためる→無駄にかさばらない
電話タイプのコード→からまらない

という利点があります。
青ライン2

毎日毎日ヘッドフォンを利用するわけではないので
こういう収納機能は赤ラインにはないありがたい部分です。



そして肝心の音の方は、あまり多くを比較してきたわけではありませんが
赤ラインの「耳に痛い(正確な)音」に比べると
高音低音が若干まろやかで、長時間ミックスやモニターをしていても疲れ難いと思います。
逆に言えば若干リスニング向きとも言えます。

ですがリスニング用のヘッドフォンのように音作りされているわけではなく、
あくまで音のキャラクターは原音に忠実な赤ラインの延長上にあります。

定位も赤ラインに比べると広がりがわかりやすく、ミックスなどで音作りしやすいと思います。

あとは個人的にはプラスな部分ですが、音質的にはマイナスな点として、
プラグ部分がミニステレオフォン端子に標準ステレオフォン端子の変換アダプターになっている点。

音質的なことを言えばこういう接合部分があると
電流にロスが生じて少なからず音質劣化に繋がります。

ですがミックスの確認にいろんな機器を通して確認したいとき等には便利です。
とくに私のようにミックスの感覚がまだまだおぼつかない人にとっては利点の1つだと思います。



と、以上、定番中のド定番の機材を
素人なりにさら~っとレビューしてみました。

スタジオモニター用ヘッドフォンだけでも数あまたある中で
とても有名なソニーの「赤ライン」、「青ライン」。

個人的な好みで青ラインびいきのレビューになってしまいましたが、
どちらを買っても間違いない選択だと思います。

ご購入を迷っている方はちょっとお財布に負担がかかってしまいますが両方購入する事をお進めします。
ヘッドフォンは自分で聴いてみないと、合う合わないがわからないのが難しいところですね








canon Powershot s95

Macbook Air、Macminiに続いて今度はデジカメを新調致しました。
かねてから気になっていたcanon Power shot s95です。


Powershot s95 1   Powershot s95 2

↑この写真は愛機、「canon IXY DIGITAL 25 IS」で撮影しました。
25 ISでもISO80で固定し、露出の設定を弄ってやるとそれなりにとれます。


ボディサイズは25 ISに比べると一回り大きい感じですが
胸ポケットにはまあ入る、というサイズです。

画質面ではいろんなサイトやブログさんで検証されている通り、コンパクトデジカメの中では
かなり高画質な部類に入ると思います。

特に少しうす嫌い所、室内などでの画質はかなり高いと思いますが、
基本的なコントラストが高めで撮影されるので
光量の十分な場所での低感度撮影は若干絵が派手目になる気がします。

メリハリのきいた絵とも言えるのでその辺は好みかもしれません。

また、コントローラーリング、コントローラーホイールに各設定値を割り振るという
独特の操作系も慣れると便利です。

バッテリーは他のレビューなんかでも書かれていますが
確かにあまり持たないのですが、それでも公称値と同じく200枚くらいは撮影できますので
予備に安い相互バッテリーを購入しておけば大きな問題にはならないと思います。

若干気になるのは連続使用していると、結構バッテリー周りの発熱があるかな、というところでしょうか。

25 ISとs95、画素数は同じなのですが、s95の方がJPEGの圧縮率が高いのか
同じSDカードで1.5倍程度の枚数を撮影することができます。

圧縮エンジンがよくなっている、と信じたいです。
ただ心配な場合はRAWで保存することもできます。


どうしても今まで使っていたIXY 25 ISとの比較になってしまいますが、
ボディサイズとバッテリーの持ち以外は概ね満足しています。
ただ使いこなすには若干の知識が必要かなぁと思いました。


肝心のs95での撮影サンプルはまた後日ブログに掲載しようと思います。