一人暮らしの防災考察その1
多くの方々は、まだ当日の鮮明な記憶が残ってらっしゃるんじゃないかと思います。
震災から一年がたとうとしている今現在も各地で地震が頻発し、
一部の学者さんからは4年内に70%の確率で首都圏に大きな地震がくるこないと議論されています。
そんな状況もあり、今更ながら防災に付いて少し考えてみました。
誰かを助けるとか大それた事を考えるのは難しいですが
一応一人の成人男性として、少なくとも何か起こった際、
周りに迷惑がかからない程度の備えはしておいた方がいいんじゃないかと思い立ち、
伸ばし伸ばしになっていた
防災グッツ一式「非常袋」の用意をしていこうと思い立ちました。
とはいえすべての状態に置いて完璧に準備するのは、個人ではほぼ無理として、
ぱっと持って逃げれば数日間は大丈夫だろうという備えを目安に考えました。
感覚としては「登山に行く時の備え」なイメージです。
というわけでまずはすべてを一気に用意するのではなく、
手始めに100円均一などで買えるものを揃えてみる事にしました。

まずは普通のリュックサック。これは100円では買えないので
ドンキホーテで1990円のモノを購入。
わかりやすく「非常袋」と描かれたものだと
普段から目立つ場所に置いておくには流石にちょっと目を引き過ぎる、
ということで普通のリュックにしました。



そしてここからは100円均一「ダイソー」で買ったものや、
家にあったものをリュックに詰めていきます。
左:携帯トイレとウエットティッシュ。携帯トイレは一袋100円。
中央:使ってなかった眼鏡とヘヤブラシ、ボールペンにメモ帳。そして100円の電池×2
右:100円のレインコート上下。防寒にも役立ちます。



左:使い捨てマスク20枚入りとタオル×2。各100円。
中央:軍手と郵便局でもらったポケットティッシュ。
右:ウエットティッシュが↑とかぶってるので無視。それと旅行用の携帯歯ブラシは持っていたもの。
加えてここには写ってませんが、とりあえず家にあった
ジュースとカンパン、缶詰とトイレットペーパー一巻きをカバンに突っ込んであります。
今回の備えでは間違いなく不十分なので、
ここから水や非常食、救急セット、携帯充電器にライトに防寒シート・・などなど
ちょっと値段がかかるモノを追加していこうと思います。
ただあまり用意し過ぎると、例えば非常食や水でいえば、どんなに保存が利くものでも
必ず消費期限があるわけで、そうすると一定期間で商品を買って入れ替えていかないと
備えとしては意味が無くなってしまいます。
ようは「備えには維持費がかかる」わけです。
ご家族だとさらに「備え×人数」が必要になりバカにならない金額になってしまいます。
非常用とはいえコストはとても大きな問題で、
実際私自身、準備を怠ってきた理由は「面倒」と「お金がかかる」が大きな原因でした。
いざやろうとするとなかなか重い腰をあげられないのですが、
買い物に行ったついでに、ひとつずつでも買い足していき、
引き続きいざという時に備えていきたいと思います。
ちなみに今回の備えにかかった小計は約¥3,040円です。