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MacOS X10.10+CLOUD2700-NTTCom+e-Taxで確定申告(平成26年度)

先日青色で確定申告を終えたばかりなのですが、

MacOS X10.10+CLOUD2700-NTTCom+e-Taxで確定申告を行うにあたって
かなり色々と骨が折れました。

そんな訳で自らの覚え書きとして手順とトラブルシューティングを書いておこうと思います。

*まずは結果から*

・MacOS X10.10(Yosemite 10.10.2、Safari8.0.3)
・CLOUD2700-NTTCom(ICカードリーダー)
・e-Tax青色確定申告(インターネットで青色確定申告)

この組み合わせで申告自体はできました



ただやはり幾つも問題点がありました。

まず申告の書類作成に使用しようと思っていた会計ソフト「やよいの青色申告オンライン」で、
帳簿入力を行い、確定申告書類データを作成した後、
Macの場合、e-tax Web版から、その吐き出されたデータを使って確定申告できるはず・・でした。

結果から言うと、これができませんでした。
まず、OSX10.10はe-tax Web版が対応しておらず、↑のページに飛んでも、自動で表示される動作環境チェックに×がつきまくります。

それでも数値の入力などは行えるのですが、
最後のICカードの認証がうまくいかず結局断念しました。

もちろんできた方もいらっしゃると思いますが、私の環境下ではどうにもうまくいかず、
やよいの青色申告オンラインで作成した申告書類をPDFでDLし、
国税局の公式「確定申告書等作成コーナー」でそのPDFのデータをコピペしながら再入力。

国税局の公式「確定申告書等作成コーナー」からだとICカード認証も通り、無事確定申告を行えました。



そこにだどりつくまで引っかかったポイントを以下に書いていきます。

*まずはカードリーダー*
これがまず、MacOS X10.10+CLOUD2700-NTTComを使おうとする人の多くが引っかかり、
あまり詳しくない人は挫折してしまうのではないか・・と思ってしまうトラップがあります。

他にも多くの方がブログなどで書かれているのですが、
「NTTコミュニケーションの公式ドライバは使ってはいけない」ということです。

ではどうするのかと言いますと・・

「買ってきたら何もせず、そのままMac(Yosemite10.10)に挿すだけ」です。

そもそも汎用ドライバというものが入っていて、認識して動いてくれるようです。
しかし「CLOUD2700-NTTCom」の意地悪なところは
「Macに刺しても電源ランプがつかないので認識してないように見える」ことです。

認識していても動作中以外は電源ランプがつきません。
まあ省エネって言えば省エネですが・・・

そうとは知らず、案の定公式HPから最新版のドライバをDLし、インストールを行ってしまい、
ICカードが読めなくなってしまいました。

他の方のブログではその際のドライバの復活方法が書かれていたのですが。。。
ターミナルを使ってコマンド入力をしてビルド・・・と、
通常のユーザーには正直ハードルが高くかなり厳しい内容です。

実際、私の環境下でもうまくコマンドが走らず、
途中までしか処理が行えず失敗してしまいました。

で、どうやって復活させたのかと言いますと、「Time Machine」機能で、
該当のドライバを戻してやって事なきを得ました。

日々「Time Machine」を使ってバックアップを取っていないとできないのですが、
複数台Macを所有されている方であれば、
他のMacからこのドライバをコピーしてくることで問題を解決することができます。

ドライバの場所とファイル名は以下の通り。

Finderのメニューから「移動」→「フォルダへ移動・・」を選択すると
パスの入力を促されるので
/usr/libexec/SmartCardServices/drivers
↑これをそのままコピペで入力してください。

すると表示されるフォルダの中に「ifd-ccid.bundle」というファイルがあればOKです。

誤ってNTT公式のドライバをインストールしてしまった方は
このファイルが無くなってしまっていると思います。

無くなってしまっていたら上記の方法か、
もしくは・・・このへんを参考にドライバの復活を試みてください。


*いろいろ入れないといけないソフトがある*

最初のICカードリーダーのセットアップだけでヘトヘトになってしまいそうですが、
実はまだまだ問題が起こります。

まず、標準で入っていない「Java」というものをインストールする必要があります。

これが入っていないとICカードを使うことができません。

次に「SmartCard Services」というのをインストールします。

ページで一番上の「SmartCard Services "Current" - Most recent Installer (i.e v2.0.2 for OS X Yosemite v10.10)」をDLしてインストールしました。


そして次は「公的個人認証サービスポータルサイト」から、

「利用者クライアントソフトver.2 ダウンロード」をダウンロード。

これもインストールします。


さらに次は
「ルート証明書」なるものをMacにインストールしなければいけません。
ここのページこれをDLしてください。

インストール方法はファイルの中のPDFに記載されています。
大変ですがソフトのインストールはこれが最後です。

合わせてここのページも参考になります



*「JPKI利用者クライアント」でICカードの確認を行ってみる*

先ほど公的個人認証サービスポータルサイトからDLしてインストールした
利用者クライアントソフトver.2を使ってICカードの確認を行ってみましょう。

通常、Macの「ユーティリティ」フォルダに「公的個人認証サービス」と書かれたフォルダが
インストールされているかと思います。

その中にいくつかファイルがありますが、順番に使用していきます。

まず「Java実行環境への登録」をダブルクリックし、登録を行います。

次に「プロキシ設定」をダブルクリックで起動し、通常は何も数値を入れず、
そのままOKで登録してください。


うちの環境化では「プロキシ設定」をしないで「JPKI利用者ソフト」を使用すると、
「エラーが発生しました。icカードに接続できません」というエラーが出てしまい、
カードを利用できませんでした。

ここまで設定したらICカードが利用可能か確認してみます。
「JPKI利用者ソフト」を起動し、ICカードリーダーを接続し、住基カードをセット。
「動作確認」をクリックします。

するとウインドウが開くので「実行」をクリックして動作を確認します。

するとワーっと文字が出ますがそこでエラーが出ず、「OK」が並んでれば大丈夫です。
たまにNGがでたりするようですが、うちでは出ませんでした。

次にそのウインドウを閉じてメインウインドウに戻り、
「自分の証明書」をクリックするとパスワードを求められますので
住基カード取得時に設定した「電子証明」のパスワードを入力します。

ここで5回間違えるとロックがかかってしまい、役所にいかないと解除できなくなるそうです。
慎重に入力しましょう。

無事に自分の情報が表示されたら一先ずICカードの利用環境の準備は成功です。

次にうえでも紹介しましたが
こちらのページの最後の方を参考に、
Javaに税務局のHPのURL等を登録しておきましょう。

!注意!これを行った後は必ず「Java実行環境への登録」と「プロキシ設定」をもう一度登録してください
Javaに変更があった場合は必ずこれを行います。




また、同ページにも注意書きがありますが、
「SafariがJPKI-card #2のパスワードを要求してくる」
ことがかなりあります。

というかうちの環境ですと、ルート証明のインストールがうまくいっていないのか・・
カードの認識がうまくできていないのか・・すごい勢いでパスワードを聞かれました。

とくにe-tax Web版で確定申告を行おうしていた時がひどく、いくら入力してもずっと要求してきて、
最後の最後でJavaがうまく動かず、ヘルプデスクに電話しろ、という謎のエラーが出て
こりゃダメだと諦めました。

一応、表示された国税局のe-taxヘルプデスクにも電話したのですが・・・
こちらの環境(OSX10.10.2とSafari8.0.3)を伝えると、
「それだとサポート外なので教えられることが何もない」と突っぱねられて終わってしまいました。

ですが一応、「もしサポート対象のOSX 10.9とSafari7だったら」という前提で
アドバイスをいただいたところ、国税局の公式「確定申告書等作成コーナー」でなら大丈夫じゃないかと思う、との
情報を受け、

やよいの青色申告オンラインのデータを使うことは諦めて、
もう一度データを入力して申告ができました。


ちなみにこの確定申告所の作成コーナーで、
やよいの青色申告オンラインで吐き出せる申告書類ファイル(.xtx形式)を読み込める、とあったのですが、(ページ下部、「送信した申告書等の表示」というリンク)
「読み込んだデータは、確定申告書等作成コーナーで作成された電子申告等データではないか、データが破損している可能性があります。」というエラーが出て、ここでは使用することができませんでした。

やはり今の所「確定申告所作成コーナー」で直接入力、そのままe-tax申告、というのがベターかもしれません。